塗装でロゴ、文字入れの限界は?
バイクの外装塗装、デカールじゃダメなの?
当社ではバイクの外装の塗装を含め、ライン、ロゴ類は全て塗装で入れております。
これはデカールによってはクリヤーのと相性で縮れ、ちぢみなどを起こす可能性があるデカールが少なからず存在するからです。
またデカールは張り込む職人によっては気泡が入ったりまたは塗装後に気泡が現れるなどのリスクも伴います。
当社ではそのようなクレームを防ぐためこの様な方法で塗装を承っております。
塗装でロゴを入れるには
ロゴを入れるにはロゴ通りに切り出されたカッティングシートが必要です。
当社では塗装専用のカッティングシートを使用し、でアウトライン化したロゴを使用しカッティングプロッタに出力をしてロゴを作り、カッティングシートをタンクなどに張り、塗装後剥がすといったことでロゴを入れております。
カッティングプロッタへ出力する信号として文字の縁取りはパスという線で無ければカッティングプロッタへ信号が送れません。
カッティングデーターはこのような線(パス)データ
あまりに小さい文字は部品に張ってから剥がす作業になります。
KAWASAKI、HONDA、YAMAHA、SUZUKIなど大抵のロゴデータは保有しておりますが、サイドカバーロゴ、バイク車種名ロゴなど塗装例が無いロゴはパソコン上でイラストレーターというソフトで全て手作業で縁取りを作り、データをカッティングプロッタへ出力し、シートを制作します。
最小可能ロゴの大きさは?
塗装可能なロゴの大きさは単純なローマ字などで最小で一文字3mmほどが限界値です。
画像のロゴですが、バイクの純正マスターシリンダーのフタの塗装例でこちら一番小さい文字で大凡3mmほどになります。
ロゴを塗装で入れるメリット
これは何といっても色の選択しが無限大になること!またカスタムペイントに用いられるボカシなど、様々な技法を用いることが可能になります。
また塗装なのでデカールシールの様にシール自体の劣化がありません。古い車種になるとデカール自体にシミが出来たりデカール上のクリヤーが浮いてきたり目にすることが多いかと思いますが塗装の為その点の心配もいりません。
大抵のロゴ塗装で入れることが可能です。外装塗装をご検討されている方はオリジナルのロゴ、純正再現ロゴなど検討してみてはいかがでしょうか。